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【番外編】入浴で血糖値を下げる

仕事が忙しくて帰ると入浴もせずに寝てしまう、シャワーは浴びているけれど湯船には使っていないという方はもったいないです。入浴は血糖値を下げるのをサポートしてくれるので、しっかりお風呂に入りましょう。

入浴で血糖値が下がる理由

なぜお風呂に入ると血糖値が下がるのでしょうか。大きな理由は体が温まることにより基礎代謝がアップするからです。運動した際にも体が温まり、消費カロリーが高くなりますよね。お風呂に入る行動は体にとって運動と似たような働きをもたらしてくれるでしょう。

また、体が温まるということは血行が促進されているサインでもあるわけですが、これにより血糖値を下げる働きを持ったインスリンを分泌する膵臓にたくさんの栄養を運ぶことができます。こういった働きで膵臓の働きが高まり、血糖値のコントロールに役立つのです。

糖尿病の方はインスリン注射をした直後には入浴しない方が良いとされています。これは入浴によって血糖値が下がり、低血糖症になる恐れがあるためです。ここからも入浴による血糖値を下げる効果がわかるでしょう。

更に、お風呂に入ると疲れが取れてリラックスします。日常生活の中で様々なストレスを感じている方も多いはず。実はストレスはホルモンの分泌とも関係しており、ストレスを感じた場合には血糖値を上げる働きを持ったホルモンが分泌されます。

お風呂に入ってリラックスすることはストレスの改善にもつながり、結果的に血糖値の改善にも働きかけてくれるでしょう。

お風呂に入ってカロリーを消費!

肥満体型にあると血糖値のコントロールがうまくできなくなり、糖尿病になったり、すでに糖尿病の方は症状が悪化することがあります。

肥満を解消するためには適度な食事制限をし、運動も取り入れることが重要だとされていますよね。しかし、どうしても運動が苦手…という方もいるのではないでしょうか。

無理のない範囲で体を動かすことが大切なのですが、忙しかった日や天気の悪い日は運動できない方もいるはずです。そういった方にもしっかりお風呂に入ることがおすすめだといえるでしょう。

例えば体重60キロ程度の男性が15分程度入浴した場合、50kcal以上ものエネルギーが消費されると言われています。それほど多いわけではありませんが、入浴しなければこの50キロカロリーは消費されなかったわけなので、効率よくカロリーを消費するための一つの方法として入浴も取り入れてみましょう。

血糖値を下げるための正しい入浴方法

まず、お湯の温度は40度~41度くらいにしておきましょう。42度以上の熱いお湯に入ると体は緊張し、ストレスを感じるようになります。

入浴時間はそれほど長く入る必要はありません。10分~15分程度を心がけてみてくださいね。お風呂に入る前は水分をしっかり補給しておきます。お風呂に入るとたくさんの汗をかきますが、水分補給をせずに入浴をすると血液がドロドロの状態になり、血糖値が悪化してしまうことがあるのです。

現在糖尿病の治療をしている方の中には自分で血糖値を測っている方も多いでしょう。入浴前と入浴後の血糖値を比較したところ、上がっていたという方もいます。

入浴で血糖値が下がるはずなのにどうして…と思っている方もいるかもしれません。こういった場合はお風呂の入り方を間違えている可能性があります。こういったケースでは熱いお湯に入っていることが原因である可能性が高いので、お湯の温度を見直してみてくださいね。

また、長風呂をしている場合も注意が必要です。血糖値を下げる目的であれば10分~15分ほどの入浴で十分なのですが、長風呂が好きな場合は途中で水分補給をするなどの対策をとりましょう。

入浴時間が長ければ長いほど血糖値が下がるわけではありません。このあたりは注意しておきたいですね。

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