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自分が糖尿病かどうかをチェックする~いろいろな検査方法~

糖尿病の検査について

血糖値の検査で糖尿病かどうかチェックする

血糖値の基準値としては、空腹時が70~109mg/dl、食事をしてから2時間後が140mg/dl未満となっています。しかし、空腹時の値が126mg/dl以上、食後の値が200mg/dl以上になると、糖尿病の可能性が高くなります。まずは、検査をして自分の血糖値を知ることから始めましょう。糖尿病の検査方法についてご紹介します。

自分で糖尿病検査する方法

①尿検査紙

忙しくてなかなか病院に行けない人は、市販の検査薬を使って自分で糖尿病の検査をするといいでしょう。市販の検査薬で一番多いのが、「尿検査紙」です。使い方はとても簡単で、食後1~2時間後に検査紙を尿に浸すだけです。

尿の中に糖が多く含まれていると、検査紙に反応が出る仕組みとなっています。毎日食事の前後に検査することで、自分の血糖値の状態を正確に知ることができるでしょう。

②血糖測定器

血糖測定器を使用して、血糖値を測るという方法もあります。測定器の使い方は、穿刺針という針で指先を指して血を出し、測定器専用のチップに付けておきます。数十秒~数分ほど待つと、血糖値の値が表示される仕組みとなっています。

血糖測定器は、病院や薬局、インターネットなどで様々な種類のものが販売されています。本体はだいたい5,000円~1万円くらいで、チップは1枚100円前後、穿刺針は1本10~20円前後となっています。

③血液検査キット

血糖値の値を知るには、血液を採取してその「HbA1c」を確認するという方法もあります。HbA1cとは、赤血球の中にあるヘモグロビンがどれくらい糖と結びついているかを表す値です。HbA1cの値が高いと高血糖、低いと低血糖であるということが分かります。

最近では、自宅でも簡単に検査できる血液検査キットが誕生しています。血液検査キットを使って自分の血液を採取し、病院に郵送することで後日検査結果を通知してもらえます。血液検査を行うことで、血糖値以外にも肝機能や腎機能、脂質代謝など様々なことを知ることができます。

自分でできる糖尿病の検査には、このような方法があります。近くの薬局や病院などで手軽に購入できるものばかりなので、糖尿病の疑いがある人は自分で血糖値の値を調べてみるといいでしょう。自分で測定したものを毎日記録しておくことで、医師と治療の方針を決める際に役立ちます。

病院で行われている検査法

①随時血糖検査

随時血糖検査は、食事や時間に関係なく、血糖値を測る検査のことです。随時、血糖値が200mg /dl以上を超えると、糖尿病であると診断されます。

また、食後の時間経過と共にどれくらい血糖値が上がっているのか測ることで、自分の食後血糖値の推移を把握することができます。

②早朝空腹時血糖検査

早朝空腹時血糖検査は、10時間以上水以外のものを何も口にせず、胃の中を空っぽにした状態で血糖値を測る方法です。主に検査前日の21時以降から何も食べないようにして、次の日の朝に血液検査をする流れとなります。

この検査の結果が126mg/dl以上だと、糖尿病と診断されます。

③75OGTT

750GTTは空腹時血糖検査と同様、10時間以上絶食した状態で採血をして血糖値を測る検査法です。違うのは、採血をした後にブドウ糖液と呼ばれる液体を飲んで30分、1時間、2時間後に再び採血をして血糖値を測るという点です。

この検査で2時間後の血糖値の値が200mg/dl以上の場合、糖尿病だということになります。

病院で検査を受けるときは、内科を受診してみるといいでしょう。普段通っている病院に内科があれば、そこで診察を受けることをおすすめします。場合によっては、医師に紹介状を出してもらって総合病院で診察を受けることもできます。なお、すでに症状が進行している場合は、糖尿病の専門医がいる病院を受診すると治療までスムーズに進めることができます。

血糖値に異常があった場合の改善法

食事療法

血糖値をコントロールするには、食事療法は欠かせません。病院で糖尿病の診断を受けると、年齢や身長、体重などからその人の適切な1日の摂取カロリーを出してくれます。そのカロリーを守って毎日食事を摂るのが、基本的な療法です。

栄養バランスの取れた食事を摂るのはもちろん、3食きちんと食べることも大事です。1食でも食事を抜いてしまうと空腹時間が長くなるため、食後の血糖値の値が急激に高くなってしまいます。また、体脂肪もつきやすくなってしまうため、食事は抜かずに3食しっかり食べるようにしましょう。

できるだけ外食は控えたほうがいいですが、どうしても多くなってしまう場合は、スープやサラダ、おひたしなどのサイドメニューがついたセットを注文して、野菜不足を回避しましょう。そのほか、100%の野菜ジュースや牛乳を飲んで必要な栄養素を補うのも効果的です。

運動療法

運動をすることで、血液中の糖の消費量を増やすことができるほか、筋肉がつくことによって糖を消費しやすい身体を作ることができます。

血糖値を改善するために運動を行うなら、全身の筋肉を使うことと身体に負担を与えすぎないこと、年齢や体力に応じて運動量を決められることなどの条件にマッチした運動をするといいです。一番条件にマッチしたのが有酸素運動ですが、まずは医師に相談してから始めるようにしましょう。

自己判断で始めてしまうと、身体に負担をかけてしまい、狭心症や心筋梗塞になるリスクがあるので注意が必要です。

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