高血糖になる原因について

高い血糖値は糖尿病の原因になります。ここではなぜ血糖値が正常範囲をこえて糖尿病を招くのか、血糖値が上がる原因について解説しましょう。

血糖値が高い人の特徴

血糖値は食後には上がりますが、それも一定の範囲内でのこと。膵臓がインスリンを分泌することで血糖値は正常の範囲内に保たれるからです。

しかし何らかの理由でインスリンが正しく分泌されず、血糖値が上がりすぎてしまうことがあります。その原因には次のようなものがあります。

  • 体質の遺伝
  • 加齢
  • 運動不足
  • 内臓脂肪の蓄積
  • 炭水化物の摂りすぎ
  • アルコール
  • タバコ
  • ストレス
  • 不眠
  • 早食い・暴飲暴食

これらは、インスリンを大量に分泌させる原因になるものです。インスリンがたくさん分泌され続けるとインスリンの量が少なくなったり、また分泌されても働きが衰えることがあり、これが高血糖や糖尿病の原因になります。

肥満と糖尿病、血糖値の関係

糖尿病や高血糖には太っている人がなりやすいという印象がありますが、高血糖の人が肥満になりやすいとも言い換えることができます。

初期の糖尿病は食欲が異様に増すからです。満腹中枢が狂ってしまったり、インスリンの過剰分泌が原因とも言われています。

一見太っていなくても、内臓脂肪型の肥満で運動不足の人はインスリンの分泌量が数倍にもなります。このような状態が続けば糖尿病になる可能性は増します。

また、アジア人は欧米人に比べてもともとインスリンの分泌量が少なく、軽度の肥満でも糖尿病になりやすいと言われています。

食事の仕方も血糖値が上がる原因に?

食材や食事の方法によっても血糖値は上がります。血糖値がもっとも上がりやすい食べ物は「すぐにエネルギーに変わる食べ物」と言っていいでしょう。

すなわちそれは炭水化物です。ごはんやパン、麺類、果物、砂糖など。次に肉や魚、卵といった脂分が多い食べ物は血糖値が上がりやすいと考えられています。

ただし、炭水化物の中でもライ麦パンやピザ生地などは、血糖値を急激には上げません。気をつけたいのは“白い”食べ物。

白砂糖や白いごはん、食パンなどの白いパン、うどん、小麦粉といった精製された白い穀物は血糖値を急激に上げる代表的な食品です。

こういった白い食べ物を大量に摂取し続けるとインスリンの分泌が過度に必要な状態が続き、その結果インスリンが正しく分泌されなくなることがあります。

暴飲暴食も危険です。大食いにはストレスが絡んでいることもありますが、ストレスはインスリンの分泌を抑制しますからストレスが原因の暴食は血糖値をさらに上昇させます。

いつも穏やかな気持ちでバランスの良い食事をゆっくりと。タバコやアルコールは控えて運動や睡眠にも気を配ること。このような生活習慣がインスリンの分泌量を一定に保ち、血糖値を安定させることにつながります。

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